映画「アップルシード」を観てきました
映画「アップルシード」を観てきました。
とはいっても、金曜日にも観ていて、実は2回目なんですけど(^^;;
いやーよかったっす(^o^)
ストーリーは(いちおうSF読みとしては)つっこみどころ満載&説明セリフ山盛りで、いまひとつといえばいまひとつではありますが、まぁこんなもんでしょう。映画だし(これについては後述)。
でもそれよりなにより、絵!
全編コンピュータグラフィックスなんですが、ちゃんときょうびのセルアニメしてます(^o^)
別のいいかたをすれば、(ゲーム機を持ってないんでわかんないんですが、たぶん)他のひとがやっているリアルなグラフィックタイプのロールプレイングゲームを見せてもらっているという感じでしょうか。
リップシンクロ(フェイシャルキャプチャと言ってますが)は、うまくいってるとことうまくいってないところと。声優さんの慣れの問題でしょうか。
ファイナルファンタジーの映画は、予告編をみてもあまり観る気になれなかったので観なかったのですが、今回は観てよかったと思います。入場料相当だとおもいます。
もう一回観てもいいかな(^^;;
本編DVDが出たら買っちゃうだろうな(^^;;
それがなにより証拠には、メイキングのDVDを今日帰りに購入してしまいました(^^;;
(いっしょに以前観た「北京ヴァイオリン」のDVDも買いました。これは、中国語のヒアリング練習用(^^))
CGに興味があるようでしたら、ぜひ見ましょう(^o^)
これからは、3DCGアニメの最低水準はこの映画になるんじゃないかと思います(ファイナルファンタジーの映画と同様に)。
帰りのエレベータの中でも「自分がつくってる3DCGのへっぽこさがわかった。趣味と仕事の違いだね」と話してるひともいましたし(^^;;
よく、長編小説を映画化したりしてますが、これって物理的にムリがあると思うんですよ。
映画って、上映時間がいいとこ2時間くらいですよね。これ以上になると観客がくたびれちゃって観てられない(そんな映画もありますが)。
2時間の映画のなかに収められるストーリーって、いいところ中編小説(novellaといわれるもの)ぐらいがせいぜいだと思うんですね。それより長くなると、ストーリーをおっかけるだけで終ってしまい、絵をふくらませることができない。
そういった意味でも、今回の「アップルシード」は(原作を読んでないんでわからないんですが)、4巻まで出版されている原作の1巻目と2巻目のストーリーを映画化してるということで、たぶんストーリーをおいかけておしまいなんだろうとおもいます(そぎ落したサイドストーリーもかなりあると思います)。
そういった意味で、「ストーリーは、まぁ、こんなもんでしょう」と上では書きました。
あと、もうひとつ。
いちばん最後の戦闘シーンを観て、平成「ガメラ」の1作目を作っていたときに監督さんたちの頭のなかにあったイメージはこういうもんだったんだろうなぁ、とも思いました。
と、いうことで、やっぱり「アップルシード」を観に行ったMVPの人のblogにトラックバック(^o^)
登録しおわって20分ぐらいしてから書きわすれたことがあったのを思いだして追記:
プロデューサのひとは、マンガ「アップルシード」を映像化したくてこの映画を作ったわけではなく、たぶん、「3Dライブアニメ」による長編映画を作りたくて題材としてマンガ「アップルシード」を選んだのだと思います。プロデューサーのインタビューにもそういったことを思わせる言葉もありますし。
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